入れ歯が痛い・合わないといったお悩みはお早めにご相談ください
「入れ歯が痛い」、「合わない」といったお悩みがある方は、なるべく早くご相談ください。入れ歯治療の重要なポイントは「精密な型採りと咬合調整」です。歯は単なる「噛む」「砕く」だけの機能ではありません。 適切な咬合は脳の活性化や全身の刺激につながり、健康や若々しさの維持に寄与します。
良く噛める入れ歯を作製するために大切なこと
精密な型採り
精密な歯型採取や噛み合わせの確認ができていないと、入れ歯が痛い・合わないといったトラブルが起きやすくなります。丁寧で精密な採取が、完成度の高い入れ歯の作製につながります。
良い入れ歯
- 正常な噛み合わせでしっかり噛める
- 噛む圧力が分散され、痛みが少ない
- 非常に密着し、グラつかず動きにくい
- 部分的な調製や修理が容易
- 正確な発音が可能
悪い入れ歯
- 歯茎の腫れや痛みがある
- 歯茎を締め付けられる感覚がある
- 柔らかい食べ物が噛みにくい
- 外れやすい
- 噛むと顎が鳴ったり、疲れやすい
- 歯や歯茎を弱らせ、口元がたるんで見える
保険入れ歯と自費入れ歯の違い
保険適応の入れ歯
保険適応の入れ歯は、失った歯の咀嚼機能と見た目の回復を最低限の回復を目指します。短期間・低価格で提供されるため、患者様にとって時間や手間などの負担が軽減されます。しかし、使用できる素材には制限があります。そのため、厚みがあり違和感を生じることがあります。
保険適応外（自費）の入れ歯
自費の入れ歯は患者様の快適さや美しさに焦点を当て、要望に合わせた製作と調整ができます。検査を十分に行ったうえで違和感の少ない素材を使用し、歯科医師や歯科技工士が手間暇かけて製作・調整します。機能や噛み合わせ、全身の健康管理、美しさ（審美性）などを総合的に考慮し、現状回復以上の価値を追求するため、手間や時間、コストがかかります。
入れ歯の種類
保険入れ歯
歯ぐきに触れる部分が歯科用プラスチックで作られる保険適応の入れ歯です。床部分を厚く作製する必要があります。そのため、違和感を覚えやすい点に注意が必要です。
食事を楽しみたい方におすすめ！「金属床義歯」
歯ぐきに触れる部分が金属で作られた入れ歯で、強度があり薄く作れるため装着時の違和感が少ないです。発声が自然で、食事を楽しむことができます。プラスチック製よりも高価ですが、長期的な視点で見れば決して高すぎることはありません。
目立ちにくい入れ歯にしたい方におすすめ！「ノンクラスプデンチャー」
金属の留め金（クラスプ）がなく、目立ちにくい入れ歯です。金属アレルギーの方でも安心して使用できます。